研究紹介

私たちの興味は,太陽系の起源と進化を解明することです.そのため,光学顕微鏡,電子顕微鏡,X線分光法,質量分析法などの手法を駆使して,地球内外の物質を正確に分析し,解析しています.この結果,全く新しい惑星や太陽系の起源や生い立ちが詳しくわかってきました.また,地球内外物質からこれまで読みとられていなかった全く新しい情報を獲得するため,物質を解析する新しい方法(分析法,解析装置,合成装置)の設計・開発も同時に行っています.これらの研究を通じて,私たちの興味は,我々太陽系から太陽系外の物質やその起源へと広がってきています.また,これら一連の研究の中に,現在まで認知されていない自然法則や現象が潜んでいて,それを発見できれば一層楽しいと考えています.最近の研究成果のうちで,一般的な解説文や紹介されたものを以下に紹介します.興味ある方はクリックしてみてください.我々の研究室に興味を持っている学生さんたちは「学位論文のタイトル」をみていただければ,もう少し専門的に内容を理解できるかもしれません.

【動画】

総長が行く「知の探訪」Vol. 2 「果てしない宇宙の終わりなき研究」(北海道大学)
小惑星リュウグウは外側太陽系で誕生か(NHKニュース)
「はやぶさ2」が持ち帰った「リュウグウ」のサンプルが北海道大学にやってきた(北海道大学)
超領域対談 地球惑星科学×生物学(北海道大学理学部)
Age of Asteroid Sample Return 小惑星サンプルリターンの時代(Goldschmidt2020)
はやぶさ2を待つ 小惑星サンプルの分析技術
(サイエンスニュース2014)
隕石(北大博物館のお宝より)(北海道新聞動画News)
宇宙の成り立ちを探る 同位体顕微鏡(HOKUDAI Only One! No.13)(北大CoSTEP)
隕石から太陽系誕生の手懸り発見(NHKニュース)

【解説文】

サイエンス誌に載った日本人研究者 2023 より
日本地球惑星科学連合JGL 小惑星リュウグウの化学
遊星人 はやぶさ2試料の化学的初期分析からわかってきたこと
地学雑誌 地球の化学組成
応用物理学会誌 原始太陽系の解剖学
地球化学 酸素同位体局所精密分析法の開発とそれを用いた太陽系初期の酸素同位体不均一に関する研究
初期分析の結果は新たな科学の出発点に
JAXA 宇宙・夢・人: 成功の目安は100mg
Leica 体験ラボ: 宇宙、惑星から細胞まで
地球惑星科学連合の広報誌にて研究紹介:太陽系の解剖学
北大広報誌リテラポプリにて研究紹介記事: 北大は顕微鏡で宇宙を観る
東工大生協誌LANDFALLで紹介された研究室紹介記事

【記事】

太陽系の化石分析へ(中日新聞)
北大博物館のお宝「隕石」(北海道新聞)
小惑星の砂 北大で分析も(北海道新聞)
先端装置民間解放(朝日新聞)
太陽系の成因探る(朝日新聞)
重い酸素(毎日新聞)


同位体顕微鏡をつくる


太陽系のロゼッタストーン「隕石」


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